加藤直樹|悩んだ時の納得いく理屈

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タグ:人間関係

自身のことを言葉にして人に説明するのは簡単なことではありません。

それゆえ「私は誤解されることが多い。言葉でうまく表現できないから。」と悩んでいる人もおられます。

「私は今こんな状況にいて、こんな状態であり、こんなことを感じている。」と、さらりと言えれば相手もわかってくれるのだろうけれども、そのように簡潔にわかりやすく説明できないものだから、人から「あの人は何なの?」と後ろ指を指されて苦しんでいたりします。

自身の態度や言動が変われば、おそらく人との関係も変わるでしょう。

しかし、つらい時期や苦悩している時期には、自分を変えることができません。

自分を変えれば人間関係が変わると言われても、できないことはできないのだから、そういう助言をすることは相手を辛くさせます。

意義のあることは、今つらい思いをしているその人のその状態を受け入れてあげていくことです。

そうすることによって、その人に安心感や安定感が増してきて、少しずつ心にゆとりが生まれてきてきます。

ゆとりが生まれると、少しずつ周りの人たちの状況を見られるようになってきます。

人の状況を見ることができると、自身の状態や立ち位置をわかるようになってきます。

自身の状態や立ち位置をわかると、自身を変える準備を始められるようになります。

その準備が整うと、ようやく自分を変えていくことができるようになります。

人間関係がよくない場合は、人間関係がよくなる方法をすぐに知ろうとし、恋人がほしい場合は、恋人ができる方法をすぐに知ろうとする。

自己肯定感が低い場合は、肯定感を高める方法をすぐに知ろうとする。

金回(かねまわ)りがよくない場合は、金回りがよくなる方法をすぐに知ろうとし、子育てがうまくいかない場合は、子育てがうまくいく方法をすぐに知ろうとする。

このように、即効性のある「方法」を知ろうとする人と、そしてその方法を教えようとする人たちがたくさんいて、その「方法」が世の中で重要なものになっている感じがあります。

しかし、現実にはそんな便利な方法など存在しません。

そんな方法を探し出すよりもすべきことは、自身の思考の偏りに気づくことです。

「素晴らしい方法がどこかにあり、それを探し出して実践すれば状況状態は変わる」という考えにとらわられているのだ、ということに気づくことです。

そして、その思考をやめることが、いま抱えている悩みを解決できる道につながります。

「やられたらやり返せ」と子どもに教えている親御さんもおられます。

そのように人を敵対するような人間関係のつくり方が身についてしまうと、近所づきあいも人づきあいも大変になります。

頑張って何かを成し遂げるのは凄いけれども、その陰で、下支えしている人があったり、鬱憤のとばっちりをうけている人がいます。

成し遂げるというのは一人ではできませんで、必ず誰かしらがさまざまな面で協力しているものです。

協力というと友好的な感じがしますが、それだけではなく、敵対的というか、嫌悪的というか、頑張ることによって、何らかの被害を受ける人たちも合わせて出てきます。

そういうたくさんの人の助力がありますので、一人で能力を発揮しているようにみえても、実際にはその人の気力や活力はみんなによって支えられています。

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