加藤直樹|悩んだ時の納得いく理屈

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カテゴリ: 囚われ

人間関係がよくない場合は、人間関係がよくなる方法をすぐに知ろうとし、恋人がほしい場合は、恋人ができる方法をすぐに知ろうとする。

自己肯定感が低い場合は、肯定感を高める方法をすぐに知ろうとする。

金回(かねまわ)りがよくない場合は、金回りがよくなる方法をすぐに知ろうとし、子育てがうまくいかない場合は、子育てがうまくいく方法をすぐに知ろうとする。

このように、即効性のある「方法」を知ろうとする人と、そしてその方法を教えようとする人たちがたくさんいて、その「方法」が世の中で重要なものになっている感じがあります。

しかし、現実にはそんな便利な方法など存在しません。

そんな方法を探し出すよりもすべきことは、自身の思考の偏りに気づくことです。

「素晴らしい方法がどこかにあり、それを探し出して実践すれば状況状態は変わる」という考えにとらわられているのだ、ということに気づくことです。

そして、その思考をやめることが、いま抱えている悩みを解決できる道につながります。

中学校が最終学歴で職に就いている人が、「俺は中卒だが仕事でうまくいっている。だから学校なんていらない」などと発言している人もいます。

自分がうまくいっているのであれば、「学校なんていらない」なんて発言しなくてもいいのでして、わざわざそう言うのは、中卒であることに複雑な気持ちを抱えているということです。

多くの人が健康に囚(とら)われていて、なにかと言うとすぐ「それが健康に良い」という話になります。

こんな運動すると健康に良いとか、こんなサプリメントを摂ると健康を維持できるとか、あの食べ物は体に良いとかです。

身体に害になること以外は何をしても健康に良いのですが、「私はこれをしていることで健康になっている」と感じていたいのです。

それで商売人は何でも商売にしますから、その心理に目をつけて、「これで、健康!」ということを謳って、物や運動体験を商品に仕立てあげるのです。

それでそういった物や体験をお金で買い、健康でいる気分になってしまう。

「恋愛をたくさんしてくれば、あるいは多くの人と付き合えばいろいろ学習する」、そう考えている人もおられるかもしれません。

しかし、そうならない場合もあります。

恋愛をすればするほど問題の深みにはまっていくこともあります。

それを一般に「不毛な恋愛」と呼んでいたりします。

自身が何らかの問題を抱えているせいで、恋愛における学習機能や危険を感知する機能が働かず、何度も同じような良くない恋愛を繰り返してしまいます。

「どうして私はこんな目に遭うの?」とか、「どうしていつもこうなの?」と不満や苛立ちをまき散らすのですが、友人や周りの人たちの助言も耳に入らずに、次も同じことを繰り返してしまいます。

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